汗をかくほど体を動かす

ウォーキングやジョギングなどを30分ほどするのがおすすめ

汗をかくほどの運動といえば、激しいスポーツが思い浮かぶかもしれません。しかし、激しい運動は自律神経をフルで使うため、かえって疲労が溜まってストレスが蓄積させる結果になってしまいます。つまり、ストレス発散をしたいのであれば、身体に無理がかからない程度の運動で汗をかく必要があるといえるでしょう。スポーツ庁ではストレス対策として「プラス10分のウォーキング」を推奨しています。

ウォーキングで汗をかくには20分ほどかかるといわれているため、30分程度少し早歩きするイメージで身体を動かすのがおすすめです。ウォーキング以外では、ジョギングや水泳、自転車などが無理をせずに汗をかける方法として挙げられます。普段運動していなかった場合はウォーキングから始めるのがおすすめですが、身体を動かすのが好きな人は水泳や自転車などを取り入れてもよいでしょう。

室内でできる「エア自転車こぎ」も汗をかくにはぴったりの運動

仕事などで遅くなるといった理由で、外に出てウォーキングする時間がとれない場合は室内で汗をかける運動をするのもひとつの方法です。たとえば、簡単に場所をとらずにできる「エア自転車こぎ」が挙げられます。仰向けに横たわり、両肘をついた状態で上体を少し起こし、おへそを見ながら両足を空中に浮かせて自転車をこぐイメージで動かしましょう。簡単にできますが、腹筋をきたえる運動として知られている方法です。この運動のポイントはおへそを見るようにという点です。そうすることで、腰にかかる負担を軽減する目的があります。寝転んだままできるので運動が苦手な人でも取り組みやすく、リラックスタイムの合間に挑戦できるのが良いところです。身体を動かすことで幸せホルモン「セロトニン」が分泌されやすくなり、ストレス発散につながります。